40年後の地球を予測する・・・

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ヨルゲン・ランダース著

今後の40年後に何が起こり、地球上はどう変わるか

混沌とした地球の今後をを知りたくて、この本を手に取った。

専門家としては予測はそんなに難しくないのだろうが、

こと最近の地球上の変動を見るにつけ、私の生存にかかわらず、次世代、さらにその次の世代に私たちの残せる地上の遺産はどうなるのか、少しでも知りたかった。

昨今、激しくなった気候変動をはじめ、エネルギー、人口減少、食料危機、経済、生態系の変動の諸問題。

地球は維持できるのかといった問いから不安だった。

地球は気候変動の影響の自己増殖により海面が上昇し、赤道付近は住める部分が減少し、砂漠化するので、地球の南北緯度あたりに陸地を求めて移動することになるだろう。

しかし、地球上の人口は増え続け、一旦ピークを迎えおそら40年後は徐々に減少するだろう。地球上の貧困問題は今ほどひどい格差は少なくなるだろうが、貧しい地域は相変わらず貧しいままだろう。

現在の一部の恵まれた層は今ほどには裕福ではなくなり、そのことで不満が集積するだろう。

化石エネルギーにとって変わる自然エネルギーが増加してくるものの、相変わらず化石燃料は40年後も供給され続ける。

他の詳細はそれぞれの認識に任せたい。

しかし、この40年に人類の核に対する敬意がなくなり、地球にどのような影響を及ぼすか、個人的には非常に気になっていた。無知な人間の偏った思考により核が地球を崩壊するのではないかという不安があった。

ランダース氏はおそらくあなたが恐れているほどの影響はないだろうという。

ランダース氏いわく。

核戦争は瞬間に耐えがたい痛みと苦しみをもたらし、その放射能は長期にわたり、人々の生活を困難にする。しかし、一つの核が約一億人を殺すとして、世界人口と経済とに対する影響はごく一部に限られる。

*核戦争のもたらす苦しみは計り知れず、さらにそれは無用なことであり、

何の罪もない人々がその災厄を背負わされるという理不尽は許しがたい、と。

では10個の核が一斉にあちこちで発射されたら、地球はどうなるのか。地球上では覇権を争い、日本以外に核保有国は数知れない。

生態系の変化というより崩壊はもっと怖い。

例えばミツバチの受粉という営みが無くなったら、もし樹木がCO²の吸収を止めたら、もし細菌が廃棄物を分解しなくなったら?

科学者の意見は人類が毎年タダで受け取っている「サービス」の価値の総計は世界のGDPに匹敵すると結論する。おそらく社会は崩壊するだろう。

中国の後退  中国の共産党が分裂し、少数地域ができたとすると無秩序状態となり経済は停滞する。経財成長率速度が減速し,、CO²排出量は増加する。

中国政府が崩壊すると、グリーンテクノロジーへの投資が減ってさらにCO²が増え、経済成長の失速によるプラスの影響は相殺される可能再が大きい。

私たちが好もうと好まざろうと地球経済の推進力となっている中国の影響はすでに、否定しえないほど大きい。中国2000年の歴史から覗える伝統は偽物ではないのかもしれない、人的、自然エネルギー両資源の優位性で目標を達成するだろう。

ここまで進んできて、素晴らしい地球上の宝物のいくつかは、今もはや消滅している。「太平洋のサンゴ礁、アマゾンのタイガ、年中スキーのできる環境など」はなくなるがこの世の終わりというわけではない。しかし地球は形を変えて存在する。知らなければ、美しい過去の地球の姿は別の角度から良さを提供して、子孫たちはその中で満足し、別の地球環境を築いてゆくだろう。

本書は2013年に第一巻が発行されていて、、当時の地球、世界を対象として描かれている。その後に参考となるものがあったら教えてください。地上、世界はすごいスピードで進んでいて、すでに10年近くが経過している・・

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