Single_word’s diary

smartに生きよう

父へ

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お父さん

あなたはすでに他界し、今どこの海を曳航しているのでしょうか。

家庭の中に存在しているころ、無口で頑固で窮屈で幼い私には怪物のように思えたものです。

亡くなったとき、初めて父がいなくなったのだという意識が持てました。

ほとんど会話らしい会話もなく,逝ってしまったあなたに伝えたかった事があったのです。

やっぱりあなたは私の父親だったのです。他にかけがえのないたった一人の人だったのですね。

その後の生活は当時と比べれば、文化の発展の分豊かになりましたが、他から比べても見栄えのするものではありません。でも、それこそあなたがくれたプレゼントのような気がします。

平凡はそれ自体華やかさは全くありませんが、時折優しくてとてつもなく安心感のあるものです。

私にとって、これ以上のプレゼントはありません。もし、ご縁があるのなら次の機会にはもっと親しく、もっと暖かい親子の会話がしてみたい・・・

どこかの海の上でこの手紙が届いたら、私に「わかったよ、そうしよう」というメッセージを送ってください。私は夢の中で幼いころのあどけなさをあふれさせて、喜んでメッセージを受け止めるでしょう。

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