最近向かい合う席の人の鼻歌が気になる。
仕事中の鼻歌はありなんだろうか。
ここ数年2回ほどアルバイト先等で見聞きし、経験している。
人は年を経るごとに世の中を甘く見るようになるものか、今の世の中の多くの人の生き方がそんな傾向にあるのか。
鼻歌を歌う人は仕事に余裕があるのだろうか。
それとも集中していないのか、気楽な気持ちで働きに来ているのだろうか。
はたまた、周囲を和やかな雰囲気にさせようと気を配っているのだろうか。
自分は仕事中は仕事以外の私語でさえ気になって仕方がない。
常日頃から仕事中は仕事がらみの話ししかしないほうだ。
そして、仕事中の周囲の会話には注意を払って聞き入っていることが多い。
いずれ回ってくるだろう仕事はどんなものか、同僚はどんな仕事をしているのだろう。
自分の知識はどの程度なんだろう、努力は足りていないのだろうか・・・少なくとも過去経験した仕事では常にそんな気持ちがあった。
周囲の仕事の話に耳を澄ませているのに、料理の作り方で話を盛り上げている人は、私に言わせたら「働かなくてもいい」人達か。
ブーゲンビリア:
一方、私は堅物で、鼻持ちならない人間とみられるのだろうか。
職場で鼻歌を歌ったり、私語が日常的になっている人にとっては、雰囲気を和ませる効果こそあれ、マイナス要素があるなど思いもしないのかもしれない。
集団になればいろんな人がいて当然だ。
しかし歌を歌わずに居られないのならデスクワークでなく別の仕事を探したらどうだろうか。
例えばベルトコンベアー的に商品を選別する仕事や型通りの商品を作る仕事など。
話をすることが好きならオペレーターや介護職という手もある。
今はどんなに小さな個人事業主でも、IT化が進んで手作業する仕事は少ないかもしれないが・・
逆に完ぺき主義を恥とも思わず唱える私こそ大きな職場に行かずに個人企業に就職すればいいといわれそうだ。
人間関係は難しい。
自分は気さくで、たいていの人となら会話のできる人間だと思っていても、他人から見たらそうは受け取ってもらえないかもしれない。
臨機応変?私から見たら優柔不断とさほど変わりない。
堅物、完ぺき主義・・自分でもどうにかならないものか、そう思う時もあるが、雇ってもらえば損はさせない、という気概は常に持って職場に臨む。私にとっては、それができなくなったら引退の時期だろう。